第9期活動報告

企業の成長に資する「障がい者雇用の新しいモデル確立」を目指す一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアム(以下、ACE)は、第9期(2021年9月から2022年8月)活動報告書を公開しました。

第9期は37社の会員企業で活動を行いました。
上半期は、障害のある学生を対象としたキャリアセミナーやインターンシップ、各大学とACE会員企業との勉強会・ディスカッションである、学との連携部会懇談会、ACEの活動を内外に紹介するACEフォーラムなどを開催しました。
下半期には、障害のある社員同士による「ワイガヤセミナー」を実施し、年間を通じて定期的に定例会を開催しました。

第9期ACEによせて(活動報告書P.1より)
 DE&Iを取り囲む外的要因に目を向けてみると、これまで障がい者雇用率の算定に含まれなかった、週20時間未満の労働者も算定対象とする方針を厚生労働省が打ち出すなど、企業がインクルーシブな就労環境をより構築しやすい体制が整いつつあると言えます。一方で、社会における「多様性の追求」を、これまでの伝統や慣習に対するキャンセルカルチャーだと痛烈に批判する保守的勢力がアメリカなど先進国で拡大している兆しもあり、日本社会にとっても逆風となる可能性を否定できません。昨今の地政学や円安などの大変動によってあらゆる業界のビジネスはかつてない規模の課題に直面しており、雇用への影響も小さくはありませんが、そのような状況においても私たちACEはぶれることなく、「誰もが活躍できる共生社会」の実現の一原動力となるべく邁進していく所存です。今後とも積極的なご支援をよろしくお願い申し上げます。

詳細は、第9期活動報告書(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

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