ACEアワード 2019 グランプリ発表

花束を持つ鈴木さんと下野代表理事

2019年12月9日に開催されたACEフォーラム2019にて、ACEアワード2019 グランプリが発表されました。
ACEアワードは、ACEの目指す「企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立」の観点から、そのモデルとなる事例の募集、事例発掘を行い表彰するものです。ACE会員企業各社からの推薦を受け、厳正な審査のもと、今年度は、株式会社KDDI総合研究所 鈴木雅弘さんが ACEアワード グランプリを受賞されました。

ACEアワード 2019 グランプリ
株式会社KDDI総合研究所 フューチャーデザイン2部門 3グループ
鈴木 雅弘さん

バリアフリーな特徴を持つ音声通話の基礎部品である「スマートソニックレシーバー」の開発に携わり、常識にとらわれず、自らの経験と着想から障がい者のみならず高齢者にとっても使いやすい携帯電話・スマートフォンを商用化したことで素晴らしい功績を残されました。「スマートソニックレシーバー」を開発するきっかけは、新セラミック振動子に出会い、これを応用した聞きやすい携帯電話の開発ができないかと思い、京セラ株式会社、KDDI本社、KDDI研究所(現KDDI総合研究所)を巻き込んだ一大プロジェクトを自らで立ち上げたことです。

前例の無い中努力を重ね、薄い、軽い、騒音下でも聞きやすい、防水、防塵、耐衝撃などの特徴を持った全く新しい音声受話デバイスである「スマートソニックレシーバー」が誕生し、100年続いた電磁レシーバーの歴史に新たな1ページを築きました。また、自ら共同プロジェクトのチームリーダーとして、強いチームワークで遂行できるよう真摯に考え、全く新しいものを生み出すために、自分なりのリーダーシップ論を案出し、さまざまなコミュニケーション・ツールを最大限利用しながらチームを牽引する姿勢も評価されました。鈴木さんはこの開発で、アジア最大の家電ショー CEATECにて「米国メディアパネル・イノベーションアワードモバイルテクノロジー部門賞」を受賞されています。

受賞スピーチをする鈴木さん鈴木雅弘さん受賞スピーチ
このような取り組みを行っているACEの皆様に感謝いたします。また日頃、障がい社員の支援をされている各企業の担当者、本日お越しの皆様、ありがとうございます。少し前までは、障害のある者の社会参加、企業での就労は非常に困難でした。私はここにいらっしゃる皆様と一緒に知恵を結集して、障がい者と健常者の区別なく、自分ごととして考え、障がい者に対する考え方、対応技術、精神的支援など文字通り日本のエースとなりリーダーシップを発揮し、決して切り捨てではなく、互いに寄り添う未来を構築してまいりたいと考えています。

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