環境づくり部門 特別賞
日本航空株式会社
「障がいのある社員による挑戦の促進 「社員向けネイルルーム」の開設」
代表:上野 桃子(うえの ももこ)さん
日本航空株式会社では、特例子会社である株式会社JALサンライトとともに、障がい者雇用を推進しています。障がいのある社員の活躍推進として、才能や能力を活かした新たな活躍領域の拡大へ 挑戦し続けています。
女性社員の視点による「美容×新たな障がい者の職域の創出」という発想のもと、2021年3月に、JALグループのD&Iの一環としての新たな障がい者雇用の取り組みとして、 社員向けのネイルルームを羽田地区に開設しました。
ネイルルームは職場内とは感じさせない癒しの空間となっています。女性社員の利用が多いですが、ハンドケアで利用する男性社員からも「爪がピカピカになる」と大好評です。
障がいのある社員の就労の場を増やすこと、JALグループ内での障がい者雇用への理解促進のため、2021年10月には成田地区に2号店を開設し、フットネイルもできるように整えました。
ネイルルームは、ネイリスト資格をもった障がいのある社員がいきいきと活躍する場であるとともに、利用する社員がD&Iへの理解を深める機会ともなっています。
受賞コメント
素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。弊社社員一同大変嬉しく思っています。
日本航空は、これまでも特例子会社であるJALサンライトとともに障がいのある社員の才能や能力をいかした活躍を促進するために新しい活躍領域の拡大に取り組んできました。
本日ご紹介したこの取り組みは、女性社員の美容と新たな職域拡大の視点のもと2021年3月に開設しました。開設までに困難もありましたが、障がいのある社員がネイリストとしていきいきと活躍しているとともに、たくさんの社員に利用してもらい、JALグループのD&I理解の促進の機会ともなっています。
これからも日本航空は、多様な人財の活躍の推進による新たな価値を創造するとともに、全社員が理解を深める心のバリアフリーを実践し、全てのお客さまが旅を通じたより豊かな人生を楽しめる社会の実現に貢献してまいりたいと考えています。ありがとうございました。
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